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piano diary pianosand.exblog.jp

藝大モーニング・コンサート 9

頭がくらくらするほど暑い日が続きます。
年々、暑さが厳しくなるのか、私が暑さに耐えられなくなっているのか・・・つらい(>_<)

さて、そんな中、東京藝大の奏楽堂へモーニング・コンサートを聴きに行きました。
駅から奏楽堂まで、ひたすら木陰を選んでてくてく(笑)
前回と同じく、すごい人!
夏休み中だから、小学生くらいの子供を連れた家族もちらほら。

♩プログラム

秋山友貴 ”Vestige for Orchestra”

P.チャイコフスキー ピアノ協奏曲 第一番 Op.23  ピアノ:阪田知樹

指揮:迫昭嘉
藝大フィルハーモニア

演奏の前に、作曲者の秋山さんによる曲の説明がありました。
指揮者のタクトを見ていると、拍が細かく変わっているのか手の動きが複雑に変わって行きます。
とても不思議な和風な音楽。竹林の中にいたら聞こえてきそうな音色が重なり合います。
つかみどころのない音楽、いったいどんな譜面なのか気になりました。

1曲目が終わり、演奏で使われていたピアノと舞台隅に置かれていたピアノが交代。
2台ともスタインウェイのフルコン(おそらく)ですが、2台目は阪田さんが選んだピアノなのでしょうね、きっと。


阪田さんはヴァン・クライバーンコンクール時に動画で演奏を度々見ていましたが、舞台袖から現れたご本人はとてもスラリとした長身。
椅子とピアノが近く、長い脚が少し窮屈そうに見えました(笑)

有名なホルンの出だしで始まるチャイコフスキーのピアノ協奏曲。
子どもの頃にコンサートで聴いたことがあったかな?
すごく久しぶりの生演奏。

阪田さんのピアノは、音が美しくてきらきらしていてホールに響き渡り、とてもスケールが大きくて、若さがあふれていました。
どんどんオケと一緒に勢いが増して、まだ1楽章しか終わっていないのに、ホールの熱気がどんどん上がっていくような感じ。
2楽章では、楽しそうに体をゆらしながら弾かれていて見ている私もにこにこ(^-^)
3楽章はとにかくスピーディー、どんどんギアをチェンジして猛進(?)する演奏に振り落とされそうになりながら、曲の素晴らしさと、演奏のエネルギーに圧倒されて、なんだか涙が出てしまいました。

あっという間の30分余り。
暑い中、聴きに来てよかった。

8月8日(金)には五反田の”G-Call Club”サロンでソロリサイタルがあるそうです。⇒★

しばらくは、昨年のクライバーンコンクールの動画をYoutubeで見続けてしまいそうです(*^_^*)




Commented by keiko at 2014-07-26 00:37 x
こんばんは♪
毎日、暑いですね~!
私も、暑いのと湿気の多いのが苦手なので、
(ついでに寒さも苦手…って、なんて軟弱・笑)
つらいです~!

阪田知樹さん、

>椅子とピアノが近く、長い脚が少し窮屈そうに見えました(笑)

ですよね~~!!
私も、「あんなに脚がピアノにくっついちゃう人いる?脚がすご~く長いの????」
って、思ってます…。


Commented by pianosand at 2014-07-26 19:00
keikoさん こんにちは♪

今日も暑かったですね。
私も、1年が春か秋のような天気なら・・・と思います(笑)
せめて、夏は涼しくて快適な土地で過ごしたいです。

keikoさんも、同じことを感じられましたか?(笑)
ものすごーく背が高い、ということではないのに、ぱっと見た姿がなんだか不思議な感じでした。

Commented by かちゃまた at 2014-07-26 20:07 x
sandさん、
こんばんは
モーニングコンサート、
同じ会場であの演奏を聴いていたなんて、
なんだか嬉しいです^^

やはり、生の演奏は、いいものですね。
しばし、猛暑を忘れて聞き惚れた貴重な時間!!
Commented by pianosand at 2014-07-26 21:57
かちゃまたさん こんにちは♪

こちらこそ、ひとときを同じ会場で過ごせたご縁がうれしいです♪
素敵なホールで、素晴らしい演奏を聴いていると、あ~音楽っていいなあと心から思います。

オケの団員さんの服装、私も気になりました(笑)
女性はパンツスーツの方が多かったですね。
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by pianosand | 2014-07-25 23:25 | music | Comments(4)