「音の糸」

堀江敏幸著「音の糸」

本の紹介(小学館HPより)
静かに響きわたる、著者初の音楽エッセイ
小学生の時に友人の家で聴いたカラヤンのレコード、中学校の音楽室で耳を傾けたブラームス、日曜朝のFM放送、故郷でストーヴを焚きながら聴いた灯油の臭いのするカセットテープ、大学生になって、抽選で当たって訪れた“はずだった"、あるピアニストのコンサート……。
音の記憶の糸をたぐり寄せ、絡まった糸を一本ずつ解きほぐしていくと、そこには何が見えてきたのであろうか――。
《音の糸は音の意図。場合によっては神の意図にもなる。翻弄されるのはつねにこちらのほうであって、だからこそ音楽との一対一の関係に適度な緊張が生まれてくる。どんなに絡まり合っていても、それが音楽にまつわる身分証明である以上、むげに断ち切ることなど、いまもこれからもできはしないだろう》(本文より)
50篇で綴る、音楽と記憶の断片。


新聞の書評で知り、図書館で借りました。
真っ白な表紙には、題名の下に古い楽譜が描かれていてとても美しいです。(「音の糸」という題名もドキドキするようなことばです)
著者の本は初めてと思ったら、毎週、日経新聞にエッセイを書かれていて読んでいました。

音楽を言葉で表現するのはとても難しいと思うのですが、文章から音が聞こえてくるようでした。
文章からしんと落ち着いた静けさを感じました。

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by pianosand | 2017-03-31 08:15 | | Comments(0)

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