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piano diary pianosand.exblog.jp

犬のケガ

発表会の前日の土曜日のこと。
犬(トイプードル、11歳)が大きな音に驚いて、バタバタと慌てた(見ていなかったのですが)瞬間、ギャン!と悲鳴を上げました。
見たら、左後ろ足を曲げて、床から上げたまま、よろよろとしています。
見たことのない姿です。
クレートに入っていったものの、痛いのかギャンギャンと鳴くので、すぐにいつもお世話になっている動物病院へ連れていきました。
診ていただいたところ「股関節脱臼」とのこと。
別の、整形外科専門の動物病院を紹介され、その日に行き、鎮静剤を使って整復(脱臼を入れる)処置を受けて帰宅。
5日間、痛み止めを飲み、クレートの中で安静にして過ごし、再診。
幸い、再脱臼はしていなかったのですが、一度外れるとまた外れる事が多い、もう一度外れたら、手術を勧めますと言われ、暗い気持ちで帰ってきました。

それから1週間近く経ちましたが、ほとんどクレートの中で過ごしていて、歩くのは庭へ朝と夕、トイレのために出るときだけです。
痛そうに鳴くことはないけれど、庭に出てもよろよろと歩く姿を見るととてもつらいです。

犬の11歳はシニアとわかっていても、今までが目の病気以外、ケガも病気もしなかったので、この子は大丈夫と思い込んでいました。
毎日、よろよろと元気なく庭を歩く犬を見ながら、シニア犬なのでリスクのある手術を受けさせたくない気持ちと、前のように元気に散歩する姿に戻って欲しい気持ちの中で、どうすればいいのか決められずに迷っています。

はずかしいけれど、生き物を飼う、面倒を見ることの責任の重さに今頃気がついて、自分には荷が重いことを始めてしまったなあと思う毎日です。


# by pianosand | 2017-02-28 21:44 | いぬのこと | Comments(0)
2月26日(日)
内匠慧さんのリサイタル(ベーゼンドルファー東京展示サロン)へ行ってきました。
2015年8月のリサイタルへ行って以来になります。
今回のプログラムは、スクリャービンのソナタ全曲ということで、初めて聞くソナタもあり楽しみにしていました。

♪プログラム♪
スクリャービン ソナタ
第1番
第6番
第2番「幻想ソナタ」

第7番「白ミサ」
第3番
第8番

第4番
第9番「黒ミサ」
第5番
第10番

♪アンコール
即興演奏(!!)

14時に開演、休憩を2回はさみ、アンコールを終えたときには16時半過ぎ。
すぐ間近で、内匠さんの表情や手と体の動きを拝見しながら、素晴らしい演奏を聴くことができ、とてもぜいたくなリサイタルでした。

スクリャービンのソナタは、ドラマティックな展開の曲が多く、演奏はとてもダイナミックで身体を椅子から浮かせたり、大きく動かすこともありましたが、静かな表情で弾かれているように見えました。
私の好きな第3・4・5番のソナタ♡
素晴らしい演奏でした!今も頭のなかでぐるぐると周っています。

アンコールを弾き始められて時、ずいぶん現代音楽風な曲だなあ、と思ったのですが、その場での即興演奏と、演奏後にご自身から説明があり驚きました。
ピアニストとしても素晴らしいと思いますが、将来は作曲家になられるのかも。。
才能豊かな内匠さんのこれからがとても楽しみです。


今回の使用ビアノは、ベーゼンドルファー「Model 280VC(88鍵)」。
日本に1台しかないピアノだそうです。
正直、ピアノメーカーの音の違いはよくわかりませんが、それでも、スタインウェイのキラキラとした音とはずいぶん印象が違いました。
内匠さんはピアノから、爆発的な振動を身体に感じるようなボリュームのある音、優しく囁くような音、森のなかにいるようなふんわりとしたつつまれるような音・・・語彙がないので表現できないのですが、たくさんの音を聞かせてくれました(*´ω`*)
ほんの、数メートル前のピアノからふってくる、音のシャワーを浴びているような感じでした。

リサイタル後、お店の方にお聞きしたところ、来月のシフさんのリサイタル(全国で5回)では、全公演でこのピアノを使われるそうです。
今回は、サロンのような小さな会場での演奏でしたが、オペラシティのような大きなホールではどんな響きが生まれるのか・・・聴きに行けないのが残念(;_;)

内匠さん、今年の夏には留学を終えて帰国されるそうです。
夏には、ファーストCD「リゲティ・エチュード全集」をリリースされるそうですし、東京でのリサイタルがまた開かれる日が楽しみです。

内匠慧さん ピアノ・リサイタル _f0267023_17133030.jpg



# by pianosand | 2017-02-27 08:17 | music | Comments(0)

発表会(2017.2.19)

発表会が終わりました。

今の先生に教わり始めた頃は、発表会は行われていませんでした。
その後、発表会を10回だけ行う、ということで始まりました。
1回目から参加していて、今回が6回目。
一度、ばね指で参加できなかったので、私は5回参加しています。

子どもの生徒さんは、発表会で会う度にぐんと大人びていて、演奏も上達されています。
大人の生徒さんは、大人からピアノを始められた方が多いのですが、みなさんの上達の速さといったら、うらやましいばかりです。

今回は、エオリアンハープを弾きました。
練習中、秋から1月まで腱鞘炎・ばね指になり、思うように練習ができませんでした。
短い曲ですが、テクニック的に難しいところが多く、音楽的にももっとショパンらしく弾きたいと試行錯誤してきましたが、納得出来ないまま本番になり、不安いっぱいで、演奏前今までで一番緊張しました。
緊張が最高潮の時、思い出した言葉は、五嶋みどりさんが言われていた”素直に、ただ素直に”という言葉。
素直に弾こう、素直に弾こうとと念じました。

そして、演奏は緊張していたとはいえ、もっと思い切りよくのびのびと弾きたかった。
体(背中~肩)に力が入ってしまい思うようには弾けませんでした。
もっと、音楽の広がりを表現できるようになりたい!

お忙しいところ、お友だちが聴きに来てくださいました。
舞台でおじぎするときに、真正面に座っていらして、笑顔で見守っていただいたのがありがたかったです。
こうして、聞いてくださるお友だちや、同門の方々とのご縁に感謝です♪

さ、次は秋に発表会がある予定です。
今度こそ、もっと準備して本番を迎えます♪













# by pianosand | 2017-02-19 21:57 | 演奏会 | Comments(10)

ドキドキ

本番が近づいてくると、不安が大きくなります。
練習していても、変なところで外したり、一瞬音がわからなくなったり…。
大丈夫、長く練習してきたから、と思う気持ちと、もっと練習すれば良かったと思う気持ちを行ったり来たり。
ドレスはシンプルな黒。先生と連弾をするので、控えめにしました
何年経っても、本番前の数日間は落ち着かない。
# by pianosand | 2017-02-12 06:55 | piano | Comments(0)

ピアノのこと

右手親指のばね指は、腱注射の後少しずつ痛みがなくなり、今では時々かくっとひっかかることはありますが、ほぼ真っすぐ伸ばせるようになりました。
ピアノは、ショパンのエチュード(エオリアンハープ、黒鍵)とモシュコフスキーの20の小練習曲(20番)を練習しています。
本番で弾くエオリアンハープは、先週、練習会でお友だちに聞いていただきましたが、5回位弾くとやっとまあまあかなあ。。と思う出来。
レッスンでも、一回目はガチガチで、弾きながらあ~(*_*)をこころの中で連発。
リラックスしてくると、背中から腕にかけて入っていた力が抜けて、楽に弾けるようになります。
素敵な曲だから、美しさを感じながら弾けたらいいと思いますが、どうなりますか。。

本番後は何を弾こうかと、妄想中です。
ショパンは好きだけど、苦手意識がなかなか取れません。
エチュードをもう何曲とバラードに挑戦するか、弾いたことがない作曲家の曲に挑戦するか。。。悩む~。

モシュコフスキーもそろそろ終わるので、次のエチュードを探しています。
先生からは、モシェレスの練習曲やクラーマ・ビューローの練習曲を勧められました。
まだまだ弾いたことがない作曲家はたくさん。


# by pianosand | 2017-02-10 16:04 | piano | Comments(0)