若冲展へ行ってきました。
3時間待ちを覚悟して、水筒、あめとパン、クッションシート、(←まるで遠足の持ち物)、本、念のためめまい止めの薬も準備。
10時少し前に到着したら、160分待ちの表示でした。
周りは私より年上の女性グループ、元気なシニアの団体ツアー、老夫婦などなど。
みなさんおしゃべりしながら、何だか楽しそう。
1人で行ったので、本を読んでいたのですが、行列がゆるゆると進み続けるので、だんだん気持ち悪くなり(車の中で読んでいるような感)中止。
周りでは読書しながらの人が多かったです。酔わないのね。
この日は曇りで風もあり、木陰で待つ時間が長かったのはラッキーでした。
およそ2時間半待ち、やっと館内へ。
入室までそこから40分ほど待ちました。
トータル3時間ちょっと。
館内は聞いていた通りの混み具合で、絵の前で見るのはムリと諦めて、人垣から覗いたり、空いた絵を狙って目の前でみたりぐるぐる歩き回りました。
空いていたら、筆づかいをじっくりと見たかった…
とはいえ、テレビで見たことのある絵を自分の目で見ると、江戸時代の作品とは思えないほど色が鮮やかで生き生きとしていて美しい。
動物の姿は動き出しそうなほど躍動感にあふれていて、表情がとてもユーモラス。
虎と象の顔がかわいくて、見つめてしまいました。
日本画=素朴で静かなイメージがひっくり返りました。
にわか若冲ファンで、若冲のことも作品のこともよく知らずに見に行ったのですが、すっかり魅力されました。
もうすぐ届く図録や若冲本でもっと知りたくなりました。
来月から京都の細見美術館で行なわれる展覧会も行ってみたいなあ